孤島

月と太陽の交わる場所

誰もいない砂浜の

波打ち際で僕はうずくまる

ここで長い時間

過ごした

銀色の狼は今日も啼く 三日月に啼く

水平線の向こうには何もないと

昔 誰かに教わった

星のない空は底のない井戸のよう

紅い海は今日も揺れる

古ぼけたロッキンチェアー

誰も座らない 

波打ち際で僕はうずくまる

太陽と月の交わる場所

時の声さえも聞こえない場所

two angels wish upon a star

声を聞いた
振り返ると君がいた

君に会えるのはまだまだ先のはずだったのに
君はたしかにそこにいた

自分のすべてを傷つけて
君のところに来たんだよって
照れくさそうに笑ってた

僕は嬉しくて涙を流した
でもそれは悲しみでも苦しみでもなく
喜びからくる涙で
なんだかとてもあたたかかった

僕は君にキスをした
優しくゆっくりと


ほらごらん
ここからは星にさえ手が届いてしまいそうさ
あの星のずっとずっと向こう側に
僕ら二人の世界が待ってる
星に願いをかけてた頃が
ずっとずっと昔のようだね

ねぇange.
また僕の手をとってくれるかい?
二人であの星を飛び越えてしまおう
神様には内緒だよ
邪魔されたくないんだもん
ねぇange.
二人だけの世界で
二人だけの幸せ
めいっぱい噛みしめようね
ほらange.
気付かれる前にさぁ
いくよ

イチッニノサンッッッ……





こうやって僕たちは
二人だけの世界で
二人だけの幸せを見つけました
それから先は内緒だよ
誰にも邪魔されたくないんだもん
ほらっあなたの隣にも
あなただけのangel.が眠ってるはず
どうかあなたもお幸せにね



めでたしめでたし。。。。。

心空飛行

超えるのは距離じゃなくて
君の核への防護壁

思うだけじゃなにも変わらないから
この高さから飛ぶことにしよう

夢を見る君の眼に映るのは
まぶたの裏と少しの幻
そこに少しお邪魔して
繋がる道を探しだす

声なんてとても無力で
君の心までは届かない

だから僕はこの空を越えて
君の心に降り立とう

夢のようなその世界は
僕の想像をはるかに超えた
とても歪で美しい世界
黒い天使と白い悪魔

心空飛行
心の中を
核を探して
光速で
心空飛行
あなたの核を
僕の色に
染め上げるのさ